救急は何でも診たいです！｜ブログ｜習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

最近、頭部打撲や捻挫、やけど、切り傷などの救急外科の方の来院も増えてきました。

患者さんには失礼ですが、受け入れる側としても有り難い限りです。

私は医者になってすぐに救急を専門とした医局に入り、米国留学中のＥＲ研修が非常に大好きでした。

米国では6か月間、救急士としてのトレーニングを受けました。救急大好き人間です。

残念ながら今の日本ではちょっとした救急を診てくれるクリニック、病院が少ないです。

１５歳以下は基本的に建前上、小児科がすべて対応することにはなっているものの、

実際は小児科では縫合や傷の処置などはほとんどしません。

私も標榜科目で「小児科」と入れましたが、そのことは悩みました。

自分は怪我も診るので「外科」と入れるべきか？　でも大きな手術や入院設備もないので「外科」と入れることは

見送りました。でも、「専門に問わず、救急も診ます」というフレーズを残しました。

「来る患者さん、拒まず！」の精神でこれからもやっていこうと思います。

夜やけどを負ってしまった場合、急いで時間外の救急に行く必要はありません。家で良く冷やして、もしワセリン軟膏

があればそれを塗ってガーゼまたはサランラップで覆ってください。翌日近隣の病院へ受診すれば遅くありません。

もちろん、うちにクリニックに来ていただいても大歓迎です！！