漢方外来
Kampo
〒274-0063千葉県船橋市習志野台6-3-25
漢方外来
Kampo
漢方外来について
たけしファミリークリニックでは、漢方薬を用いた漢方外来(東洋医学療法)も行っております。漢方薬は、健康保険の適用も認められている「薬物療法」の一つです。
体がなんとなくだるい、顔がほてる、イライラする、手足の冷え、お腹がはる、頭が重いなど「なんとなく不調」の症状で市販の薬や病院でもらった薬でよくならない。
検査しても何も異常が見つからない・・・・・
皆さんの中にこのような経験をされた方はいらっしゃいませんか?
このように検査では異常のない症状を東洋医学では『未病(みびょう)』と言います。
漢方外来の最大の特色は、「未病を治(ち)す」ということです。漢方診療は、決して西洋医学と相対するものではありません。むしろ、西洋医学的な診断、手法を行ったうえで、漢方治療を受けていただくことができます。
現在、診療科が細分化されたため、症状によってはどの診療科を受診すればよいかわからないことが多々あります。
特に不定愁訴と呼ばれるような「なんとなく不調」の多くは、いろんな診療科でいろんな検査をした挙句、どこも異常なしと言われ治療の対象にならないことも少なくありません。
このような病態は漢方外来の腕のふるいどころです。
漢方医学は二千年ほど前に中国で確立された医療です。7世紀頃に日本に入ってきた後は、日本人の体質に合わせて改良されてきました。漢方医学では同じ症状であっても、年齢や性別、体質など様々な観点からその人に最も合った漢方薬を選んで治療します。
当院で扱っている漢方薬は全て保険適用ですので、患者さんのご負担は健康保険の自己負担割合(1割~3割)の範囲ですので、安心して受診していただけます。
西洋薬に比べて副作用が少ないという印象のある漢方ですが、実際はどうなのでしょう?
副作用が出る要因は、主に以下の3つがあります。
「証」とは、体力、体質、抵抗力、症状のあらわれ方などから判断される、その人の状態のことです。
副作用が出る要因の中でも、特に多いのは「体質や『証』に合わない漢方薬を飲んだため」です。
「証」に合わない漢方薬を飲むと、逆に体調が悪くなったり、症状が悪化したりしてしまいます。
漢方では、「証」に合った漢方薬を飲むことが大切です。
また、症状のあらわれ方には個人差があります。
漢方薬で起こる副作用の主な症状と生薬について、以下の表にまとめています。
生薬名 | 副作用の症状 |
---|---|
甘草(かんぞう) | 「偽アルドステロン症」「低カリウム血症」「ミオパシー」血圧上昇、むくみ、手足のしびれやつっぱり感、筋肉痛など |
麻黄(まおう) | 有効成分のエフェドリンによるドーピング反応、動悸、不眠、多汗、食欲不振、みぞおちの痛み、下痢、排尿異常など |
附子(ぶし) | 唇や舌のしびれ、手足の麻痺やしびれ、吐き気や嘔吐、動悸、脈の変化、のぼせ、発汗など |
地黄(じおう) | 胃もたれ、胃痛、食欲不振、下痢など |
黄ゴン(オウゴン) | アレルギー反応として、「間質性肺炎」「肝機能障害」発熱、空咳、呼吸困難、眼球の白目の部分や皮膚が黄色くなる黄疸、全身の倦怠感や痒み、食欲不振、不眠など |
高齢者と女性が服用される割合が多いです。
医療機関で漢方薬が多く処方されるのは、高齢者と女性が多いです。
高齢の方々では加齢に伴う虚弱や食欲不振、女性では不定愁訴や更年期に伴う諸症状などに対して漢方薬が使われることが多いです。
この他にも、性別年齢問わず、風邪や疲労倦怠感、便秘、頭痛など様々な症状に対し、一人ひとりの体質に合わせて漢方薬が処方されています。
医療用漢方薬の年齢別利用者
漢方薬の上手な飲み方
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