アレルギー/舌下免疫外来
Allergy
〒274-0063千葉県船橋市習志野台6-3-25
アレルギー/舌下免疫外来
Allergy
全てのアレルギー病気に対応
気管支ぜん息、アレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎アトピー性皮膚炎、花粉症、食物アレルギーなどを全て診療します。
舌下免疫療法(スギ、ダニ)
舌下免疫療法とはアレルゲンを含む錠剤を、毎日少量ずつ舌の下に入れて飲み込み、体をアレルゲンに慣らし、症状を和らげる治療法です。根本的な体質改善も期待されます。
根本的な体質改善を望む患者さんにはお勧めをしております。
ただ、80%程度の方には効果があるとされますが、残念ながら20%程度の方には効果がありません。また、長い期間をかけて少しずつ体質を改善する治療法であり、即効性のある治療法ではありません。
治療期間は3~5年が推奨されます。
ダニの舌下免疫療法の治療開始はいつからでも開始できます。
メーカーでは5歳から65歳が推奨されていますが、特に年齢制限はありません。きちんと服用できれば5歳未満でも可能ですし、65歳を超えてからも処方可能です。
妊娠中、授乳中の治療開始はできません。理由として、治療中に重篤な副作用が発生した場合、その副作用により胎児に悪影響が出る可能性があるからです。
ただし舌下免疫療法自体の胎児への悪影響はないため、既に治療を開始していて、安定した治療状態にあり(副作用は治療初期に起こることがほとんどです)、
その後ご妊娠された場合は、あえて治療を中断する必要はありません。授乳中の安全性に関しても十分に確立はされていませんが、妊娠中すでに治療を行っていた場合は、そのまま授乳中の治療を継続しても問題ないでしょう。
約80%の人に効果があると言われております。
保険適応です。
3割負担の場合、1回につきクリニックで約600円、調剤薬局でシダキュアは約1,900円、ミティキュアは約2,300円程度です。
スギ花粉が飛散している時期は、新たにシダキュアによる治療を開始することはできません。
ヒスタグロビン注射
ヒスタグロビン注射はヒトの血液成分をもとにした薬剤で、主な作用は体質を改善してヒスタミンの放出を抑制することです。
注射することでヒスタミンが放出されにくい体質に近づくため、花粉症だけでなく、アレルギー症状全般の改善を期待できます。
当院では、アレルギー諸症状の鎮静化に効果的なノイロトロピン注射も併せて行うことが可能になっております。ヒスタグロビン注射とノイロトロピン注射との相乗効果が期待できます。
ヒスタグロビン注射は、週に1回から2回受診する必要があります。これを3週間続けることで、初めて効果が期待できます。3週間注射ができない方は効果が不十分となってしまうため、毎週通院して注射が可能な方が対象になります。
そのため花粉症を効果的に抑制するには、花粉症シーズン1ヶ月前から注射を始める必要があります。
週に1~2回、計6回を1クールとして皮下注射します。
十分な効果があらわれない場合には、更に1クールの注射を行います。この場合は1回投与量を最高3バイアルまで増量することができますので、症状をみながら増量を検討します。
ヒスタグロビン注射の費用は保険適応ため、3割負担の方で1回1本で1,200円程度、再診は1回600~700円程度となります。ノイロトロピン注射と併用の場合は初診で1回1,300円程度、再診は1回800円程度になります。
最大年2クールまで
呼気中一酸化窒素濃度(FeNO)測定器 NIOX VERO(ナイオックス ベロ)
当院では平成31年3月より呼気中一酸化窒素濃度(FeNO)測定を開始します。呼気(はいた息)に含まれる一酸化窒素(NO)の濃度を測定して気道の炎症状態を評価する、新しい喘息の診断方法です。
FeNOの上昇は、気道に好酸球性の炎症があることを示します。喘息の診断や炎症の程度により増減するため、喘息治療が必要かどうかの判断や、また薬の効果も分かるため投与量の増減にも役立ちます。そのため、治療の効率化にもつながると考えています。
喘息により、好酸球性の炎症が起きると気道の上皮で誘導型NO合成酵素(iNOS)というNOを作る酵素が増えます。そこで、はいた息のNO濃度を測れば結果的に気道の好酸球性炎症の程度が分かるという仕組みです。
気道に好酸球性の炎症が起きているかどうかがわかります。そのため、喘息の診断に役立ちます。喘息のコントロールが良好かどうかの目安になります。最近多い、咳喘息の診断にも役立ちます。
日本人の成人健康者での正常値は約15ppbで、正常の上限値は約37ppbです。
喘息を診断する場合、22ppb以上ならば喘息の可能性が高く、37ppb以上であればほぼ確実に喘息と診断できます。喘息の治療においては、NOが高値であればステロイド吸入が有効であると考えられ治療の必要性が判断できます。また、適切な治療によりNOが低下するため治療効果の判定や、薬の増減にも役立ちます。
残念ながら呼気NO検査も万能ではありません。NOが高値を示さない喘息や、咳喘息の患者さんもおられます。喘息の症状がある患者さんで、正常値の場合は、喘息や、咳喘息が否定できるかというと必ずしも否定できません。他の疾患の可能性も考えながらも喘息の治療を行う場合も多々あります。
アレルギー性鼻炎のある方は高めになり、喫煙者は低めになる傾向がある他、ウイルス感染症や硝酸塩が豊富な食べ物の影響など、様々な要因も呼気NO値に影響しているようです。
まだ問題点も多い検査方法ですが、咳や喘息症状の診断においては、アレルギーの関与の有無を簡便に知ることのできる検査方法であり、また治療の指標ともなる検査法でもあります。
当院では、平成31年3月より実施し、診断や治療に役立てております。割と簡単な検査法で、特に痛みや、苦しさは伴いません。年齢的には6歳以上なら可能な場合が多い様です。
ご不明な点があればお問い合わせください。
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