気管支ぜん息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患は小児期に多くみられ、年齢が進むとともに、発症するアレルギー疾患が移行する特徴(アレルギーマーチ)があります。
たけしファミリークリニックでは、アレルギー物質により目・鼻・耳・皮膚・気管支などに現れるさまざまな症状に対して、診断・治療を行っています。エピペンの処方も可能です。
当院ではヒスタグロビン注射による非特異的減感作療法を行っております。
ヒスタグロビンとはヒト免疫グロブリンに微量のヒスタミンを加えた配合剤でアレルギー全般に効果が期待できる、副作用も非常に少ない注射剤です。
アレルギーに体を慣れさせて抵抗力を付ける減感作療法と違い、ヒスタグロビン注射は体内のアレルギー反応の元区になる物質、ヒスタミンの働きを抑える方法です。(効果には個人差があります。)
治療法は週に1~2回 計6回を1クールとして注射を行います。
注射をお考えの方はシーズンが始まる1ヶ月前に始められることをお勧め致します。
注射は完全予約制になりますのでご希望の方はご来院、またはお電話でお問い合わせください。
当院では平成31年3月より呼気中一酸化窒素濃度(FeNO)測定を開始します。呼気(はいた息)に含まれる一酸化窒素(NO)の濃度を測定して気道の炎症状態を評価する、新しいぜんそくの診断方法です。
FeNOの上昇は、気道に好酸球性の炎症があることを示します。ぜんそくの診断や、炎症の程度により増減するためぜんそく治療が 必要かどうかの判断や、また薬の効果も分かるため投与量の増減にも役立ちます。そのため治療の効率化にもつながると考えています。
どうして一酸化窒素(NO)が増えるのか?
ぜんそくにより、好酸球性の炎症が起きると気道の上皮で誘導型NO合成酵素(iNOS)というNOを作る酵素が増えます。 そこで、はいた息のNO濃度を測れば結果的に気道の好酸球性炎症の程度が分かるという仕組みです。
気道に好酸球性の炎症がおきているかどうかがわかります。そのため、ぜんそくの診断に役立ちます。 ぜんそくのコントロールが良好かどうかの目安になります。 最近多い、せきぜんそくの診断にも役立ちます。
日本人の成人健康者での正常値は約15ppbで、正常の上限値は約37ppbです。
ぜんそくを診断する場合、22ppb以上ならばぜんそくの可能性が高く、37ppb以上であればほぼ確実にぜんそくと診断できます。 ぜんそくの治療においては、NOが高値であればステロイド吸入が有効であると考えられ治療の必要性が判断できます。また、適切な治療によりNOが低下するため治療効果の判定や、薬の増減にも役立ちます。
残念ながら呼気NO検査も万能ではありません。NOが高値を示さないぜんそくや、せきぜんそくの患者さんもおられます。ぜんそく 症状がある患者さんで、正常値の場合は、ぜんそくや、せきぜんそくが否定できるかというと必ずしも否定できません。他の 疾患の可能性も考えながらもぜんそくの治療をおこなう場合も多々あります。
アレルギー性鼻炎のある方は高めになり、喫煙者は低めになる傾向があるほか、ウイルス感染症や硝酸塩が豊富な食べ物の影響など、 様々な要因も呼気NO値に影響しているようです。
まだ問題点も多い検査方法ですが、咳やぜんそく症状の診断においては、アレルギーの関与の有無を簡便に知ることのできる検査方法であり、 また治療の指標ともなる検査法でもあります。
当院では、平成31年3月より実施し、診断や治療に役立てております。
割と簡単な検査法で、特に痛みや、苦しさは伴いません。 年齢的には6歳以上なら可能な場合が多い様です。
ご不明な点があればお問い合わせください。
受付について
受付方法は2つあります
午前診療 | 午後診療 | ||
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予約 |
050-5578-4993 |
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お問合せ | FAX:047-465-1191 |
診療科目 | 内科、小児科、アレルギー科、皮膚科、総合診療科 (救急は専門に問わず診療します) |
アクセス | 東葉高速線「船橋日大前駅」西口から徒歩12分 東葉高速線、新京成線 「北習志野駅」徒歩12分 |
所在地 | 千葉県船橋市習志野台6-3-25 |