熱＝新型コロナというわけはないので注意必要！｜ブログ｜習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

緊急事態宣言が千葉県で出されて２日たちました。

東京での感染者が過去最高になりましたが、自粛をきちんとしていれば２週間後には

必ず感染が減少してきます。

コロナ感染が心配で保健所にお問い合わせの方が増えております。

芸能人が感染するとその症状がマスコミで流され、少しでも自分に当てはまると心配に

なってしまうのは仕方ないですよね。

コロナは風邪のウィルスなので発症して５日程度は全く普通の風邪と区別がつきません。

倦怠感だけで熱も出ないひともかなりおります。

皮肉にもこうした発症初期が一番感染力が高いといえます。

普通の風邪と違う点は「なかなか治らない」という点です。

市販薬飲んだり、家で休んでいても微熱が１週間以上続いたり、咳がひどくなってくる場合は

コロナ感染の可能性が高まります。

もちろんその時まで待って保健所に電話するのもよいし、あるいはかかりつけに行ってもいいでしょう。

（かかりつけに行く場合は事前に電話しておいたほうがいいです）

熱が高い＝コロナではないのできちんとかかりつけで他の病気の除外などを診断してもらった上で

必要があればコロナのＰＣＲ検査のために指定医療機関紹介が一番望ましいのです。

特に高齢者、心不全、糖尿病、人工透析、ステロイド服用中、免疫抑制剤服用中や妊婦さんは

早めに病院受診が望ましいです。