大人もかかる手足口病｜ブログ｜習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

手足口病が大流行しております。

言葉のとおり、手と足と口に小さな発疹がでる病気です。いろんなウィルスが原因とされ、高熱が出る子も

いればあまり熱を出さない子もいます。

主に子供がかかる病気ですが、大人もかかります！！

お尻周辺にも発疹がでることもあり、

医者でなくても発疹に気がついて診断できる稀な病気です。

ちなみに

英語ではhand-foot-mouth-disease (HFMD)

→日本語と一緒じゃないですか！（英語の方が先ですから）

口の中が痛くなるので食事をとりづらくなります。

ウィルスが原因なので抗生剤は一切効果がありません。

治療法は安静、休養、栄養、痛み止めの４点セットになります。

登園登校は「全身状態がいい」ということだけですから、熱が下がって、ある程度

飲水食事ができるようになれば発疹が消えていなくても学校などに行けます。

病院受診の目安は

①熱が出てつらそう

②喉が痛くて飲水すらできない

③頭痛がひどかったり、何度も嘔吐する

といった症状のときでしょう。

お子さんをケアする親御さんにもうつりますので、手洗い、うがい、洗面、消毒などはしっかり

していただいたほうがいいです。