肝斑治療は保険診療になりません。ご注意を！｜ブログ｜習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

女性のお顔にできる小さなシミとして「肝斑」が有名です。

夏に濃くなり、冬に薄くなります。

上まぶたと下まぶたにはできないのが特徴です。

ご高齢になると「老人性色素斑」という似たような病気があります。

女性の場合、その「肝斑」に対してとても気にして来院されます。

肝斑治療に以前から

トラネキサム酸と

ビタミンC

の二つが有効だといわれております。

確かに診療していても効果があるなあと実感します。

しかし、

この二つには肝斑で保険適応がないのです。

つまり、治療を受けるためには完全「自費」になってしますのです。

気をつけていただきたいのは今だに

保険診療で肝斑治療でトラネキサム酸とビタミンCが処方されている所があるということです。

これは、肝斑ではなく、他の保険病名をわざとつけて、保険請求をしております。

本当の病名ではないので「架空請求」といって医療界の中では違法請求になり、

固く禁止されているのです。

患者さん自身にもご迷惑がかかりますので、よくよくご注意ください。

★当院では自費で

トラネキサム酸とビタミンCを処方できますのでご希望の方はお問い合わせください。

ちなみに肝斑にレーザーや光線治療をすると悪化しますのでご注意を！