睡眠薬服用の闇。今の薬で大丈夫？｜ブログ｜習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

巷では新型肺炎の話題でもちきりですが、今日は睡眠薬についてお話しします。

なかなか寝付けなくて、朝を迎えてしまったことって誰にでもあるのではないでしょうか？

つらいですよね。日中も眠かったり、仕事や家事に支障をきたしてしまいます。

病院を受診すると治療の多くが睡眠薬処方。

その治療に最近待った！をかける新聞記事が掲載されました。

朝日新聞記事

睡眠薬の中でベンゾジアゼピン系というお薬があります。処方されるほとんどがこのグループです

この薬が危ないのです。

特に６５歳以上の方に長期服用で転倒、認知症、ふらつきの原因になり、やがてお薬も効かなくなってきます。

確かに眠れなのはつらいですが、薬の副作用ややがて効かななることなど知らないまま、服用していませんか？

お薬は飲まずに生活指導などで眠れるようになるのが理想ですが、現実はなかなかそううまくもいきません。

副作用が少ないお薬も数は少ないですが、処方することができます。

今まで飲んでいたから大丈夫と思っている方は今後は危険です。

どうしても飲まなくてはいけない状態であれば、常用でなくて頓服といったやり方がいいです。

現在服用中の睡眠薬を医師または薬剤師に聞いて相談することをお勧めします。