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血圧を下げ過ぎるのはよくない???|ブログ|習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

血圧を下げ過ぎるのはよくない???

血圧は高いと皆さん心配になりますよね。じゃあ、低いといいのか?

「先生、私の血圧で上が100ないのです。大丈夫ですか?」

血圧は低ければ低いほどいい!なんて言っていた専門家もいましたが、それって本当?

まず、その前に血圧はきちんと正しく測定することから始まります。

理想は起床時と夜寝る前です。

通常血圧は朝が高く、夜は低くなります。

測定方法ですが、上腕に巻き付けるタイプがいいです。手首に巻き付けるものだと上腕タイプに比べて簡単ですが、低く出る傾向があります。

測定回数は原則2回。1回目と2回目を記入してどの平均値を血圧とするのが一般的です。

昔は上の血圧が140、下の血圧が90以下がいいとされていましたが、今はより厳しくなり上が130、下が80以下を目指しましょうということに

なっております。

じゃあ、降圧剤を飲んでいる場合にはどの程度までさげればいいのか?

目標は上が130、下が80ですが、上が140、下が90であればまずますでしょう。

動脈硬化によって血管狭窄がある場合は血圧の下げ過ぎは臓器虚血(心筋梗塞や脳梗塞)になる率が高くなり危険ということが発表されています。

しかし、どの人に血管狭窄があるのかわからないし、また下げ過ぎというのはどこまでかというのもよくわかっておりません。

お薬を飲んでいて上の血圧が120~140未満、下の血圧が70~90くらいにコントロールされているのが一番なのかなという印象です。

(逆に血圧がこれ以上低くなっている場合はお薬を減量したほうがいいかもしれませんね)