6歳未満にはとっても便利な制度、小児かかりつけ医制度とは？｜ブログ｜習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

小児かかりつけ医制度のご案内

国の方針として「地域の小児科が子育ての応援をし、お子様の健康と成長を見守りましょう。親御さんも小児科を頼りましょう。」

ということになり、２０１６年４月から「小児かかりつけ医制度」がスタートしました。

具体的には、病気のことだけではなく、発達や発育の相談、ご家庭でのケガなどの相談、

アレルギーなど慢性疾患の相談・管理、予防接種のスケジュールの管理など、

こどもに関わる身近な相談はまず小児科医にしましょうという取り組みです。

小児かかりつけ医制度（小児かかりつけ診療料）について

Q1　対象は？

小児かかりつけ医制度（小児かかりつけ診療料）の登録は、6歳未満のお子さんが対象となります。

※６歳以上のお子さまについては、「小児かかりつけ医制度（小児かかりつけ診療料）」の登録はできませんが

「かかりつけ医」として診察は今まで通り対応しております。 いつでもご相談ください。

Q2　対象期間はあるの？

制度の対象期間は、小学校に入学する前（３月３１日）までです。

※小学校に入学する前の４月１日になったら制度登録は自動的に解除になります。

Q3　登録に条件はあるの？

予防接種や健診を含めて当院に４回以上受診していることが条件です。

一人のお子さまにつき1か所の医療機関と決まっているので、他院で登録されている方で当院に登録したい場合は、

ご相談ください。登録の際は簡単な説明書をお読みいただき、サインをいただきます。

Q4　かかりつけ医はどんなことをするの？

国から小児かかりつけ医が求められていることとしては以下のようなものがあります。

1. ①　急な病気やケガの対応を行う
2. ②　喘息やアトピー性皮膚炎といったアレルギーなどの慢性疾患の管理や指導を行う
3. ③　発達や発育に関しての相談に応じ、助言する
4. ④　予防接種の接種状況を確認して、接種の時期や有効性・安全性についての情報提供をする

何でも相談できるというのは耳鼻科や皮膚科領域、ケガもしっかり診療するということです。

もちろん、より専門の治療が必要な場合はかかりつけ小児科が他医療機関を紹介いたします。

ではかかりつけ医に登録するとどんなメリットがあるのでしょう？

Q5　どんなメリットがあるの？

1. 1. ①　すべてのことをなるべく１か所の医療機関に相談することで、情報が集約されます。
      その子の成長や発達、かかりやすい病気、使っているお薬などの情報をまとめることで、総合的なアドバイスができるようになります。

1. 1. ②　年中無休で相談ができます。
      登録したお子さんに対しては時間外での直通相談電話番号をお知らせしますので困ったときはいつでも相談できます。

1. 1. ③　予約枠が埋まっていても受診できます。
      予約枠が埋まっていてもお電話いただければ枠外、受診することができます。

Q6　デメリットはないの？

登録するデメリットは全くありません。登録のための費用も発生しませんし、窓口での支払いが増えることもありません。

もちろん当院にしか受診できないという訳ではなく、

当院がお休みの夜間など緊急時は他の医療機関を受診していただいてかまいません。

その際には、次回当院を受診した時に受診内容を教えていただき、お薬手帳を見せてください。

★当院をかかりつけ医としてご希望の方へ

当院をかかりつけ医としてご希望の方は、医師・スタッフまでお伝えください。

「小児かかりつけ医制度」に関する説明・同意書をお渡ししますので、

ご了承された方は同意書のご記入をお願いいたします。

ご不明な点がございましたら受診時にお尋ねください。