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3歳以下の溶連菌について|ブログ|習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

3歳以下の溶連菌について

手足口病、ヘルパンギーナ、アデノウィルスは流行しておりますが、今回は「溶連菌」について。

溶連菌の症状といえば、「喉が痛い」「咳、鼻水はあまりでない」といった症状が多いです。

どの年齢でも感染しますが、特に小中学生は多いです。

診断方法は、喉を綿棒でこすって検査をします。すぐに結果が出ます。

とびひの原因菌にもなることがあります。

溶連菌にかかるとリウマチ熱という合併症を予防するために10日間抗生剤を服用

するのが基本になります。

抗生剤を服用して、24時間がたち、症状が軽快していれば周囲への感染力が低下するため、

登校や就労が可能になります。

3歳以下の場合は、リウマチ熱の発症がほとんどないため、全身状態がよければ

抗生剤投与は必要でない、あるいは10日間も服用しなくくてもよいこともあるので

溶連菌の検査をするかしないかも3歳という年齢で分けて考える必要があります。