高齢者医療費負担増とかかりつけ医の統一化｜ブログ｜習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

政府は７５歳以上の後期高齢者の医療制度に関し、

外来診療の窓口負担を原則1割から２割に引き上げる調整に入りました。

２０２２年度からの新制度スタートを念頭に詳細を詰めているようです。

高齢者の医療費の増大を抑えるねらいです。しかし、人間、年をとればいろんな病気になります。

高血圧、腰痛、皮膚炎、白内障、排尿障害、認知症、骨粗鬆症など・・・・・

今後は医療費の自己負担が高くなりますのでいろんな病院にたくさんかかっていればいるほど

負担増になります。

実はよくかかる病気の８０％が総合診療医一人でカバーすることができます。

確かに今は医療がどんどん細分化されておりますが、これはがんなどの高度先進医療を求める場合だけです。

昔は一人の町医者が家族、地域を全部診ていました。医療の根本に昔も今も大きく変わりはありません。

患者さんが自由に科を選べることが悪くはないことですが、専門医までかからなくてもよい場合は

多くあります。

たけしファミリークリニックでは令和日本の今後の医療展開を見据えて開業当初から

「かかりつけ医の一本化」を勧めてきております。

あれこれかかるのが大変だったり、総合的に何でも診てもらいたいと希望の方はお気軽にご相談ください。