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風が吹いても痛い痛風は是非、内科へ!|ブログ|習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

風が吹いても痛い痛風は是非、内科へ!

今回はいた~い痛風のお話です。

まず、痛風は整形外科の病気でなくて内科の病気です。

足が腫れるので整形に行きやすいですが、原因が尿酸値が高くなる病気なので

結局は全身管理の内科なのです。

痛風は足の親指の付け根が腫れるのが有名ですが、他の足の関節が腫れることもあります。

実は結構診断がいい加減なところもあり、見た目で判断してしまいがちです。

なかには蜂窩織炎や骨折、変形性関節症といった他の病気のこともあります。

さて痛風の場合には痛いときには尿酸値をチェックしません。

尿酸値は下がっている、あるいは正常の場合が多いからです。

仮に尿酸値を測定して「正常だからこれは痛風じゃないよ」とは診断できないっていうわけです。

レントゲンを撮る場合もあるのですが、一番いいのは今ではエコー検査といわれています。

<治療>

炎症と痛みを抑えるのに「ナイキサン」というお薬を使います。

またコルヒチンというお薬も使うこともあります。

多くは1週間ほどで痛みはなくなります。

<予防>

尿酸値が高い人(通常は8以上の場合)は数値を6以下目標にします。

今まで尿酸のお薬を飲んでいなかった人は完全に痛みがなくなってから

尿酸降下剤を服用します。

すでに尿酸のお薬を飲んでいる人は痛風時にお薬をやめてはいけません。

<余談>

尿酸って悪者扱いされやすいですが、実は老化を防ぐ抗酸化物質なんです。

痛風の既往とアルツハイマー認知症には関連があり、痛風の患者さんはアルツハイマーに

なりにくいというデータもあるのです。だから、あんまり尿酸値を下げすぎてもよくないかもしれませんね。

 

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