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登園していい咳とダメな咳の見分け方|ブログ|習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

登園していい咳とダメな咳の見分け方

お子さんが咳、鼻水がでると「一度病院にかかってください」といわれませんか?

特に今年はコロナ禍でちょっとした症状や熱でもすぐに登園、登校禁止になってしまいます。

園に行ってはいけない「咳」と行ってもいい「咳」があります。

特に子供はちょっとした変化で咳がでます。

もちろん、風邪。そしてアレルギーや冷たい空気、乾燥でも咳がでます。

喘息でもでますよね。

風邪以外の咳は感染力がないので登園可能なのです。

じゃあ、風邪の咳とその他はどう区別しますか?

診療のプロとしてお伝えしたいのは

風邪の場合は、咳以外にも鼻水、痰がらみ、熱、そしていつもと違うだるさなどがでます。

だから咳以外の症状がとても大切なのです。

医者は特にそうしたことに注意して診察にあたり、喉や、耳、胸の音を聴いていきます。

逆に咳だけで他に症状がない、経過が長い、ある一定の時間にしか咳がでないなどの場合は

風邪ではなく、感染しない咳の可能性が高く、登園可能になるわけです。

経過が長い場合はまず風邪ではないです。

副鼻腔炎とか咳喘息が隠れています。クリニックで簡単に診断できます。

園から「病院へ行って」といわれるのはPCRとか検査をするのが目的ではなく、

こうした咳の区別をするために言われていることなんですね。