怒ることは悪いこと？　学会参加してきました｜ブログ｜習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

先週の土曜日、京都で学会に参加してきました。

日本プライマリケア連合学会と世界家庭医機構 アジア太平洋地域学術総会（→長くて難しい名前）

の合同開催です。国内の学会と国際学会が同日同地域で開催される珍しい催しです。

京都国際会館というところでした。

今は忙しくて年に１回くらいしか学会に行けていません。

他の学会に比べてこの学会は聴講者参加型のワークショップが多いことです。

アンガーマネジメントのワークショップに参加しました。

人はなぜ怒るのか？他の人はどういったことに最近怒っているのか？ということを

公開、分析。高橋直子さんという薬剤師の講師がこれまたお話しがお上手！

大阪弁でしたが、聞き手側にたった話し方で、自分が今後講演するときにもおおいに

役立ちました。

★怒る前にじっと我慢の6秒間

★怒るには自分側にその素地がある（空腹、疲労、他人との比較など・・・）

★毎日の生活でなんでもいいので癒しを入れる

★人間にとって喜怒哀楽は大切、怒ることが悪いことではない。ただその管理が必要。

といったことを９０分に渡り学んできました。

もう一つ印象に残ったの家庭医の座談会でした。

壇上で二人の家庭医が登場して３つくらいのトピックについて

お互いに雑談みないなことを言い合います。それと会場の聴講者が静かに聞いております。

しかし、いつものセミナーと違うのは・・・・

一方通行ではないのです。

スクリーンにはなんとこの座談会のツイッターが設けられ、会場で聞いている聴講者が

書き込みしてこれがスクリーンにＬＩＶＥで映し出されるといった新しいオープントーク形式です。

これだと手を挙げて質問や発表する必要がないし、もちろん偽名でツイートできますから、

正直なことを書けます。私もツイートしましたが、残念ながら壇上の話し手の二人には拾ってもらえませんでした。