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今日は「にきび」の話です。
マスクをつけているとむせたり、汗をかいたり、あるいはこすれたりで
にきびができやすくなります。
<にきびは皮膚科?>
いえ、違います。もちろん皮膚科に行ってもいいですが、
にきびで使う薬は限られており、しっかり診断できれば
皮膚科に行かなくてもにきび診療をしているところであれば大丈夫。
<たかが、にきびと思うなかれ!>
小学校6年生の女の子の6割ににきびがあり、高校生になると
男女とも9割近くなります。
思春期のときは鏡で一番自分の顔をみる時期。
顔にボツボツができると
恥ずかしい、自信がない、もてない、人に会いたくない・・・・
人には言わないけれど本人はかなり深刻なんです。
子供がにきびで一番相談する相手は母親。
その母親は誰にも相談しません。
「にきびは青春のシンボル、そのうち治るわ」という感じですね。
にきびは痕に残ってしまう場合も多いので早めに的確に治療したほうがいいのです。
<間違ったにきび治療>
★顔をこまめに何度も洗う→洗顔だけで治らないし、1日2回洗顔すれば充分
★市販のにきび薬→すでにできてしまったにきびには効果なし
★化粧品→にきびに対する効果はまったくなし
★つぶす→一番やってはダメ
★生活習慣や食生活改善→実はにきびとはあまり関係ないのです
★ビタミン剤内服→効果があるという証明なし
<自己流と病院受診での費用の違い>
気になる費用についてです。
★病院受診だと3割負担でお薬代含めて1000円から2000円程度
★自己流(某会社の通販のにきび治療薬)30日分で6900円
<いつまで治療を続けるの?>
良くなったら、治療をやめてまた悪くなったら開始するというやり方は
一番よくないです。
再発するたびににきび菌の耐性ができて治りにくくなるし、
また痕に残りやすくなります。
思春期が終わる20歳ころまで
ずっと細々でいいので治療を継続してください。
<どんな薬が処方されるの?>
主に
ディフェリン
ベピオ、
デユアック
エピディオ
といったにきび専用の外用剤を処方いたします。
*「インターネット受付」「お電話でのご予約」「WEB問診」ですが、予約の人数が上限に達した場合は、予約を終了することがございますが、ご了承ください。
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