お子さん、毎年健診しっかりうけていますか？？｜ブログ｜習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

＜保育園児から高校生までは健診がない！！＞

小さなお子さんや成人した方には毎年、健康診断ってありますよね。

乳児だと病院でしっかり医師が診察し、また成人だと血液検査、レントゲン、心電図など

たくさんの検査と診察があります。これによって無症状でもみつかる病気の多さは計り知れません。

前から気がついていたことですが、保育園、幼稚園、小学校、中学校、そして高校では

こうしたきちんとした「健診」がないのです。確かに以前から園医や校医による学校健診はありますが、

その質はとても保証できるものではないのです。

なぜならば、学校健診では数を一気にみなくてはいけないので一人に対する診察はほんの少し。

見逃しも多いし、または正常であるものを異常と診断されてしまうケースが後と絶ちません。

当院にも甲状腺肥大、心雑音、胸郭異常の疑いで受診されますが、そのほとんどが異常ありませんでした。

逆に保護者の心配な点が学校医の能力の低さから見逃されてるケースもあります。

側弯症や慢性頭痛、腰痛などが良い例です。

学校での集団健診では時間的、物理的にこうした相談をしっかり医師が聞くことができません。

そんな学校健診ですが、コロナ感染予防下ではもっと悲惨になり、密を避けるために健診の簡略化も進んております。

ますます診察が手薄になってしまうんですよね。

こうしたことから子供たちにも健康問題をきちんと病院やクリニックで相談する必要があります。

ご家庭で気がついたお子さんの健康面での心配は学校での健診に任せてはいけません。

子どもの場合は何科にいけばいいのかわからない場合多いですが、当院では家庭医として幅広く対応できますので

お気軽に相談受診してください。なおすべて保険診療範囲内ですから、１５歳以下は受給券でのお支払の範囲内になりますから

安心してください。