母子手帳に載っていないけれど大切な予防接種｜ブログ｜習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

小児の予防接種には母子手帳に書かれていない大切なワクチンが二つあります。

日本は諸外国に比べてワクチン後進国。世界的にＯＫといわれている子宮頸がんワクチンも止まったまま。

（もちろんたけしファミリークリニックでは子宮頸がんワクチンは絶対推奨しております！）

そんな中で、ポリオと百日咳の予防接種が世界より１回日本は少ないのです。厚労省がしっかりしてくれないので

それに先立ち、２０２０年１月に日本小児科学会が新しく予防接種スケジュールを推奨しました。

就学前には百日咳の免疫を維持しているこどもは４０％以下なのです。

大切なことを言うと

①就学前（５～６歳）でポリオワクチンを追加接種すること

②就学前（５~６歳）で三種混合ワクチンを追加接種すること（百日咳単独ワクチンがないので三種混合になります）

この二つのワクチンは主にＭＲ（麻疹、風疹）ワクチンの時に一緒にうつといいでしょう。

回数が大切なので５~６歳を過ぎても追加ワクチンは必要です。

ご不明なことがあればいつでもお問い合わせください。