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1歳のころに卵を食べて顔に湿疹が出て、小児科医から「卵は一切食べてはいけません」といわれ、
6歳になるが、まだ卵を食べれないお子さん。本当に卵食べてはダメなんでしょうか?
特に就学前は学校給食が始まり、除去の書類を出さなくてはいけないので悩ましいところです。
しかし、食べれるのに食べさせていなかったということが圧倒的に多いのです。
★アレルギーの治療は「避ける」より「食べれるものは食べる」に変わる!
乳幼児期は食物アレルギーを発症しやすい時期です。卵、牛乳、小麦、大豆など。血液検査をするとIgE抗体が
上がっており、従来通りの考えで行くと「すべて除去。血液検査で数値が下がってきてから開始」という指導が
されておりましたが、最近では「食べれる範囲まで食べる」という指導に変わりました。
症状がでる原因食物であっても加熱、加工によって症状なく食べれるものや、少量なら食べれることもあります。
こうした食べれる範囲は成長とともに広がっていきます。
そして最後はしっかり食べることができ、学校給食での除去がいらなくなります。
これを耐性の獲得と言います。
ただ、その範囲がどこまでなのかということをご家庭で決めていったり、あるいは何から食べさせていったらいいのかの判断が
難しいのでアレルギー診療に詳しい医師への受診が不可欠になります。
アレルギーは慣れさせて治せるものもあれば、甲殻類やナッツ系など、アレルギー克服が難しい食物もあります。
アレルギーが心配で今まで食べることを避けていたお子さんは一度相談されることをお勧めします。
特に9歳未満の場合は保険でアレルギー栄養指導を受けることも可能です。
医師の指導に基づいて自宅で食べれる量を少しずつトレーニングしていきます。その際アレルギー反応がでても
心配ないように抗アレルギー薬も処方します。
卵、牛乳、大豆、小麦などについては通常は半年から1年程度で学校給食で出される程度の量を食べれるようになります。
(アレルギーの度合いによってはそれ以上の期間かかることもあります)
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