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日焼け止めを最大限にうまく使うコツ|ブログ|習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

日焼け止めを最大限にうまく使うコツ

まだまだ梅雨が明けませんが、今回は日焼け止めのお話しです。

たけファミは6月から皮膚科も標榜しましたから、ここらあたりで皮膚科のお話しをしなくてはいけません。

私が小さいころは子どもは外で遊んで真っ黒に日焼けするのが健康的みたいな感じでしたが、

時代は変わり、今は子供のうちからしっかり紫外線ケア。いいことですね!

そんな中で日焼け止めを選ぶうえで気になるのがSPFという数字。

SPFが高ければ高いほど効果があると思いがちですが、それが違うのです。

たとえば、SPF15の場合、日焼け止めを塗っていないときと比べ、15倍の遮断効果がある意味です。

SPF50なら、日焼け止めを塗っていないときと比べ、50倍の遮断効果がある意味です。

しかし、実際の紫外線の遮断率で考えると、実はあまり変わりません。

実験データでは

SPF15の紫外線遮断率は、93パーセント

SPF20の紫外線遮断率は、95パーセント

SPF30の紫外線遮断率は、97パーセント

SPF50の紫外線遮断率は、99パーセント

となっております。

★SPF15で充分なのです!(沖縄で終日日光浴しても)

ただし、日焼け止めを使う時の注意点

①塗る量を多めに。塗ったように見えても規定より薄いことが多いです。2度塗りまたは3度塗りをしましょう。

②手の甲を使って塗りましょう。普通は手のひらで塗るものですが、手のひらの40%程度の場所に

日焼け止めがのこってしまいます、手の甲であればそのまま日焼け止めとして使えます。

③汗をかいたり、水を浴びた後はもう一度塗りなおしましょう。

最後に以下のサイトをクリックすると日焼け止めの効果的な塗り方が視聴できます。

「サンスクリーンの効果的な塗り方」