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【2025年】今季インフルエンザは“異例の早さ”で大流行へ|ブログ|習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

【2025年】今季インフルエンザは“異例の早さ”で大流行へ

 今年なぜこんなに広がっているのか?どんな人がかかりやすいのか? 

朝晩の冷え込みが強くなり、冬の訪れを感じる季節になりました。

最近、当院でも「孫からうつりました」「ワクチン打ったのに感染しました…」という声が急増しています。

厚生労働省の最新データでは、11月時点で例年の“真冬並み”の患者数。

専門家からは「過去10年で最大規模の流行になる可能性」と言われています。

今年の流行の背景には、
● インバウンド増加・国際イベントによるウイルス流入
● マスク習慣の低下
● 早い寒波で換気が難しくなった
● ワクチン株とズレた“サブクレードK”の流行
といった要因が重なっています。

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◆ どんな人がインフルエンザにかかりやすいの?

弘前大学・京都大学・大正製薬の共同研究から、インフルエンザにかかりやすい人には明確な傾向があることが分かっています。
当院でも、日々の診察でこの傾向を強く感じます。

▶ インフルにかかりやすい “5つのタイプ”

① 血糖が高めの人

免疫細胞が働きにくく、ウイルスに弱い状態になります。
糖尿病だけでなく「境界型」「やや高め」も要注意。

② 肺炎の既往がある人

呼吸器のバリアが弱く、感染症全般にかかりやすい傾向があります。

③ 忙しくて睡眠が不足している人

睡眠の質が落ちると免疫は一気に低下します。
仕事がハードな方は特に要注意。

④ 栄養が偏り気味の人(野菜不足)

免疫を支えるビタミン・ミネラルが不足し、感染に弱くなります。

⑤ アレルギー体質の人(鼻炎・スギ・雑草など)

慢性的な炎症や鼻づまりにより、ウイルスが入りやすい状態に。

そして重要なのは、これらが“複数”重なるとリスクが大幅に上がること。
肺炎の既往+血糖高め+睡眠の質が悪い
この組み合わせでは、インフル発症リスクが約3.6倍にアップすると報告されています。

◆ 当院からのアドバイス

  • 睡眠:まずは毎日30分就寝を早めるだけでも効果大

  • 食事:野菜+たんぱく質をしっかり。忙しい人は惣菜でもOK

  • 血糖が高めの方:早めの受診で生活改善を

  • 鼻炎持ちの方:鼻詰まり改善は実は感染予防にも直結します

  • ワクチンは重症化予防として“必ず”受けた方がよい
     (流行株とズレがあっても「重症化を防ぐ効果」は保たれます)

◆ 受診のタイミング

インフルエンザ|居宅・訪問介護ハヌル

 

  • 39℃前後の急な発熱
  • 関節痛・悪寒が強い

  • お子さんがぐったりしている

  • 高齢者・持病のある方の軽い症状 も要注意

「おかしいな?」と思ったら、早めに受診してください

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