ブログ
Blog
〒274-0063千葉県船橋市習志野台6-3-25
ブログ
Blog
8月19日の朝のフジテレビ「めざましてれび」に
”お盆疲れ“について医学的見解から当院院長がアドバイスさせていただきました。
毎回放送前夜に番組ディレクターからオンラインで1時間半程度みっちり
インタビューされますが、今回のその重要な内容を番組では放送されなかったので
付記させていただきす。
「お盆明け初日で夏バテ増加」というテーマだったのですが、
なぜこの時期に体調不良になるかというと
「暑熱順化」がリセットされてしまうということにつきます。
「暑熱順化」というのは体がだんだんと暑さに慣れるということを意味するのですが、
8月に入り、皆さんの体は暑さに慣れ、体温調節が上手になっております。
暑熱順化はどういうことかというと
汗をかきやすくなり、汗の量がふえて汗のナトリウム濃度がさがります。
汗をたくさん出すが、塩分を無駄にださない省エネ使用になる。これにより低ナトリウムになるのを防ぎつつ、効率的に体温をさげます。
しかしながら、お盆の入り、休暇に入り、外出を控えて1日中冷房の中にいたりすると
暑さから遮断されることでせっかく暑さになれた「暑熱順化」という体の暑さ対応システムが
後退(リセット)されてしまうのです。
これはまさにサウナに似ております。
サウナに入ると最初のうちは汗をかきにくく、つらい状態ですが、しばらくすると大量に汗をかきはじめます。
また、一度外気に触れて体を覚ました後に、サウナに入ると1回目より容易に汗をかきやすくなります。これが
“暑熱順化”なのです。
お盆明けやずっと外出控えていて外出すると暑い環境になれるのにまた時間がかかります。
この暑熱順化を保つうえで大切なアドバイスが
① 徐々に暑さに体を慣らす 1日15分程度朝とか夕方に散歩くらいでいい。
いきなり、暑い環境でジョギングや激しい運動は熱中症の危険があるので避ける。
自宅内で掃除や家事などを運動としてとりいれる。スクワット、ラジオ体操などもいい。
② 塩分ミネラルを補充。塩飴、梅干しなどで補給。高血圧の人で塩分制限の人でも夏は汗で塩分が喪失されるので
塩分を控える必要はなし。
③ 冷房を下げ過ぎない。28℃くらいがちょうどいい。
以上になります。
番組を見忘れた方はこの下をクリック!
*「インターネット受付」「お電話でのご予約」「WEB問診」ですが、予約の人数が上限に達した場合は、予約を終了することがございますが、ご了承ください。
問診票ダウンロード
Medical QuestionnaireDownload
Medical
QuestionnaireDownload