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熱さましについての正しい理解|ブログ|習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

熱さましについての正しい理解

インフルエンザがすごい流行していますよね・・・

急に熱が高くなって、寒気で体もぐったり。辛いです。

熱が高いと不安になり、夜中でも受診したくなる気持ちわかります。

特にお子さんの場合は、朝まで待っていいかとかも心配だと思います。

市販薬でも熱さましが売っていますが、

解熱剤を使用するときの大切なポイントがいくつかあります。

それをお話ししましょう。

★解熱剤=熱が平熱まで下がる薬ではない

「先生、解熱剤飲んだけれど熱下がらないんです!」という方非常に多いです。

発熱=体の中で起こる免疫防御システム稼働

なので、解熱剤ごときで平熱まで下がることはありません。

解熱剤の効果というのは

熱が1度でも下がって、本人のしんどさが少しでも楽になることなのです。

機嫌がよくなったり、水を飲めるようになったりとか。

また40度近い発熱であっても本人が寝ていれば

解熱剤を起こしてまで使う必要はありません。

そのまま寝かしてあげてください。

解熱剤の効果は効き始めるのは服用後1時間後あたりで、効果は4時間くらいしか持ちません。

小さいお子さんなどは粉やシロップだと飲まない場合もあるので

アセトアミノフェンの座薬が一番使いやすいと思います。