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絶対、絶対大切な子宮頸がんワクチン!正しい知識をあなたに!|ブログ|習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

絶対、絶対大切な子宮頸がんワクチン!正しい知識をあなたに!

ワクチンといえば今はコロナ、コロナですが、

とっても大切なワクチンがもう一つあります。

それは

子宮頸がんワクチンです。

小学校6年生から高校1年生までの女子が

無料で受けれます。

制度が始まったときは、毎日すごい数のワクチン接種があったのですが、

厚労省が「積極的勧奨はしない」という姿勢になってから

ピタッと希望者がいなくなり、いままで7年間、ほとんど外来には希望者が来ません。

これは、ごくわずかなワクチンによる副反応がマスコミで悲劇的に報道され、

それで国が「接種するしないは自分で決めて」と丸投げ姿勢になってしまったためです。

この間でも産婦人科学会か感染症学会からは「今まで通り接種して」

「国からも国民に接種するように言って」と訴えているのですが、声が届きません。

子宮頸がんは95%がウィルスで発症することが分かっています。

B型肝炎ワクチンとともに予防接種でがんが防げるのです。

ただし、接種する年齢が非常に大切。性交渉前の年齢が一番よく、

それが小学校6年生から高校1年生までなのです。

3回を6か月にわたって接種しなくてはいけなくて、

遅くとも高校1年生の9月までに1回目を終えていなくてはいけません。

ワクチンを扱っているところであれば無料で接種することができるのです。

子宮頸がんは20~40歳代にかかり、毎年2800人が亡くなっております。

3時間で1人ですよ。

また、がんにかかると妊娠できなくなる可能性もあります。

本当に女性にとっては大切なワクチンなのです。

気になる副作用は1万人に5人程度。

多くが失神です。そのほとんどが自然に治るのです。

諸外国でもすでに定期で接種している非常に安全なワクチンです。

もっと、もっと我々医者が声を大にして伝えなくてはいけないのです。

子宮頸がんの恐ろしさを一番わかっているのは産婦人科の先生。

しかし、小中学生はまず産婦人科になんかかかることありませんよね。

そうなんです、小児科やかかりつけの医者がきちんとただしい情報を伝えなくてはいけないのです。

当院ではガーダシルという子宮頸がんワクチンを扱っております。

予約はお電話047-465-1192

またはメール takefami1192@gmail.com

まで。