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今日は子供の頭痛についてのお話です。
<頭が痛い!でもきちんと診断されていない・・・>
ということ多いですよね。
頭痛を訴えて受診しても
「お薬出しておきましょう」と毎回言われるだけ・・・・
このままでいいのかとても心配ですよね。
さて、大人に多い片頭痛ですが、実は
小児にも多いんです!
びっくりすることに、
実に小学校1年生から片頭痛が始まります。
小学校1年生なんかはうまく表現できないので
頭痛と言ってくれないかもしれません。
でも、多くのお子さんが病院に受診してもきちんと診断されていなかったり、
あるいは受診されていなかったりとかで、発症からきちんと診断されるまで
平均で2年もかかっているのです。
急に痛くなり、学校に行けなくなることも多くあります。
<片頭痛、子供と大人での違いは?>
子供に特徴的なのは2つです。
①急に頭が痛くなり、すぐにすごく痛くなって何もできないくらいになる。
しばらくして1時間ほどで自然によくなる。
②頭痛のほかにめまい、嘔吐、腹痛などいろんな症状がおこる。
特に着目したいのが急にお腹が痛くなる子。
これは腹部片頭痛といって、片頭痛の腹痛版です。
大人ではあまり見られません。
<どうすれば治る?予防は?>
残念ながら、片頭痛は治るというより、ずっと付き合っていく病気です。
痛みをなくすというよりも
痛くなってもすぐに普通の生活ができるようになる
というのが治療の狙いです。
生活面では目の酷使、猫背防止、肩こり防止のほか、
日差しの暑い席を避けたり、睡眠不足は当然ですが、寝すぎもよくないです。
治療に用いるお薬は2つです。
ちょっとお薬の成分名で難しいですが、
①アセトアミノフェン
②イブプロフェン
の2つが片頭痛の治療の二大王道になります。
市販薬でも売っています。
どちらを服用してもいいですが、
アセトアミノフェンよりイブプロフェンのほうが効く印象があります。
飲むタイミングが超重要。
痛くなって我慢に我慢をしてやっと飲んでも効きません。
痛くなったらすぐに飲む!
というのが鉄則。
お薬でなかなか治らないとか
頭痛が最近頻繁になってきた、食欲もない、めまいもするなど
ちょっとでもおかしいなということがありましたら、
頭の検査(CT,MRI)をとってほうがいいでしょう。
たけしファミリークリニックでは予約で
近隣検査機関で検査ができます。
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