「男はつらいよ」ではなく、「頭痛はつらいよ・・・・」｜ブログ｜習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

＜まさに国民病といわれる頭痛＞

季節性の国民病といえば「花粉症」ですが、

年代、季節を問わない国民病としては「片頭痛」

さて、この片頭痛ですが、

実は早いと小学校１年生から起こります。

一度発症すると一生お付き合いしなくてはいけない病気。

一般に頭痛の原因のうち８０％が片頭痛+緊張性頭痛。

＜片頭痛の特徴＞

＊発症年齢が若い、通常１０~２０歳台

＊頭痛もちが家族にいる

＊頭痛があるときとないときのメリハリがある

＊発作の時は何もできないくらい痛い

＜緊張性頭痛＞

＊肩こりを伴うことが多い

＊じわーっと頭が重くなり、それが半日から１日続く

といった感じです。

どちらの頭痛も軽症ならば市販薬の鎮痛剤が良く効きます。

＜薬はいつ飲む？＞

一番効果のあるのは、

「これから痛くなりそうになると予感するとき」です。

痛くなって、ずっと我慢して、これ以上はつらい！とおもって

痛み止めを飲んでもあまり効きません。

飲むタイミングが非常に重要なのです。

だから、必ずバックや学校に置いておくとかして

痛くなったらいつでもすぐ飲めるようにしておいてください。

しかし、ほぼ毎日常用するくらいになると鎮痛剤でかえって

頭痛の頻度が増すという悪循環になるので

しっかり病院で片頭痛のお薬をもらったり、あるいは予防薬が必要になります。

また、「頭痛の頻度や強さが増えてきた」「朝に頭が痛くなる」

「おはしが使いにくくなったり、字を書きずらくなったり、パソコンがうまく打てない」

とかの症状が出る場合は一度脳の検査をすることをお勧めします。

（たけしファミリークリニックでは近隣検査機関と提携しているので

脳CT,MRI検査実施可能です！）

当院では小児から妊婦さん、高齢者まで様々な方へ

頭痛の検査と治療そして予防を行っております。