たけしファミリークリニックの最大の特徴（総合診療、家庭医療について）｜ブログ｜習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

先日、「先生、ここはファミリークリニックだから、小児科だと思ったよ」

「内科も結構いるんだねえ、それだったら最初から来ればよかった」

といわれました。

確かにたけしファミリークリニックは小児も診ますが、小児科オンリーではありません。

公式の標榜科目は

内科、小児科、アレルギー、皮膚科

でも、それ以外の狭間の症状もたくさんみております。

日本ではまだ「総合診療」「家庭医療」という科をクリニックで標榜することができません。

患者さんのどんな訴えでも困ったことはすべてまず診療する！というのがスタイルです。

だから、他のクリニックみたいにわかりやすく「〇〇科です」と看板出して、その領域以外のことは

「うちでは専門外です。他言ってください」

なんていうことは絶対にしません。

昔は町医者って何でも相談できましたよね。

まあ、今は医療がどんどん進化して専門も進み、

何でも診る医者はかなり少なくなって、多くの医者が狭い専門医なのです。

専門性に細かく分かれればわかれるほど、症状がどこにあてはまるのかが難しくなります。

また、検査でわからない＝なんでもないというようになり、

診ている医者がすぐにサジをなげてしまい、「心療内科でも行けば・・・」になりがちです。

こういったどこに行けばいいのか、あるいはいろんなところに行ったけれどわからないという患者さん

は本当にかわいそうです。

しかし、偉そうにいっても実際に

何でも治療できるわけではありません。

漫画のブラックジャックじゃあるまいし、何でも診断できて治せる医者は現実おりません。

ただ、第一線として何でも患者の相談にのれるというのは別です。

他でたとえて言えば、コンビニ？　いや、交番かもしれません。

地域に根付いて困ったことがあれば何でも対応するお巡りさんみたいな。

自分でも診療してわからなかったり、あるいはさらに検査が必要な場合は、

きちんと紹介をして最後までバックアップするというのはたけしファミリークリニックの最大の武器でもあります。

専門医に紹介した後でもきちんと症状が治っていくのを見届けます。

幅広い診療範囲をカバーするためにも日々勉強！！

年々減りが著しい脳細胞に活をいれて頑張ります！！