プロが教える風邪と花粉症の見分け方｜ブログ｜習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

鼻水、喉が痛い、だるい・・・・

これって風邪？いや、今流行花粉症？

風邪ならば病院へ行くのか？

などなど、どっちなのかわからない場合ありますよね。

まして、咳まででると「えっ！コロナ？」とまで心配が広がります。

さて、ここでプロが教える自宅でできる風邪、花粉症の見分け方です。

我々医者が使っている診察技法を教えますね。

簡単に言えば、花粉症の場合、

「かゆい！！」というのが特徴です。

花粉は眼、鼻、喉、皮膚にくっついてかゆみをおこします。

風邪のウィルスと違って体内に入り、体全体に影響することはありません。

だから、眼がかゆい、くしゃみ、のどがいがらっぽい、時々コンコン咳するといった症状です。

全身倦怠感や発熱、嘔吐、下痢などはありませんし、食欲も落ちません。

特に小さなお子さんの場合は、自分で訴えることができないので、かゆいといった症状が

あれば、まずアレルギーだとおもっていいです。

風邪の場合は、ウィルスが体内に広がるので、鼻、のど、せきの症状の他に、だるさ、吐き気、寒気、筋肉痛、頭痛、そして発熱

などが起こります。

また、風邪はどんなに長くても症状が１週間程度。

長引く場合は、風邪+何らかのアレルギーがある可能性があります。

以上、診察室で使う互換をいかした見分け方をご紹介しました。