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<さて今回は低用量ピルのお話しです>
産婦人科でない、なぜおまえがそんなことを?
いえいえ、私がお話しするのには理由があるのです。
まず、
女性は初潮から閉経まで生理が平均で500回近くあります。
生理があるがゆえの悩み、そう、月経痛がまずありますよね。
でも生理に関連する問題は生理以外にも来ます。
排卵痛とか月経前症候群というものです。
生理痛というと成人女性が対象かとおもいきた、女子中学生の半分程度が生理痛で悩んでいるそうです。
こうしたつらい生理に役立つのが「低用量ピル」なのです。
低用量ピルと聞くと「産婦人科にいかなといけない」「値段が高い」「副作用が怖い」の3大恐怖みたいな
ことがありますが、実は大丈夫なんです。
まず、低用量ピルには2種類あり、①避妊や生理周期をずらす目的の自費 ②それ以外の保険診療
にわかれます。保険診療だと1カ月おおよそ1500円~2000円程度で処方することができます。
自費の場合でもお薬代は1カ月3000円程度です。
次に産婦人科でなくても処方可能です。
ホントはこれが言いたかったんです!!
欧米ではピル普及率は20~30%に比べて日本はなんとたったの3%!!
少なすぎます。
これだけ少ない理由としては
産婦人科以外の医師が正しい知識に欠けるということがあります。
私も米国にいた時はそのほとんどが家庭医が低用量ピルを処方しておりました。
日本でももちろん産婦人科でなくても知識のある先生であれば処方可能です。
特別に血液検査や婦人科内診は必要ありません。
簡単な問診と血圧、身長体重だけです。
つまり産婦人科での特別な検査がいらないから一般の医師でも処方可能なんです。
低用量ピルは月経以外にもにきびなどの予防にもなります。
さて気になる副作用ですが、
血栓が一番の問題になります。
ピルが処方できない人は
*血圧が160以上
*35歳以上で1日15本以上喫煙
*前兆を伴う片頭痛
*血栓症既往
*子宮頸がん、子宮体がん、乳がんの人
*授乳中
といったくらいです。
10代のお子さんも特に問題がなければピルを服用することができます。
困ったらお気軽に家庭医に相談してくださいね。
*「インターネット受付」「お電話でのご予約」「WEB問診」ですが、予約の人数が上限に達した場合は、予約を終了することがございますが、ご了承ください。
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