〒274-0063千葉県船橋市習志野台6-3-25

050-5578-4993(予約専用)

ブログ

Blog

カンピロバクター食中毒が増えております|ブログ|習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

カンピロバクター食中毒が増えております

夏に流行する食中毒といえば「カンピロバクター」です。

2大食中毒の原因として「ノロウィルス」と「カンピロバクター」です。

カンピロバクターは主に鶏肉にいる菌です。牛肉、豚肉にもおります。

食べてから発症までは平均2~3日。少し経過してしまうので病院に来た時には食べた内容を

あまり覚えていないケースもあります。食中毒って気がつかないのです。

主に下痢、腹痛、嘔吐、発熱、血便などがでます。

カンピロバクターはスーパーで売られている生の鶏肉にも5割程度は付着しております。

冷凍しても菌はすべて死滅しません。

卵は大丈夫です。

さてどうしたらカンピロバクターにかからないか?

(1) 加熱の十分でない鶏肉、生レバーは食べないようにしましょう。焼き鳥をレアで提供するお店もあるので注意してください。

(2) 鶏肉を調理するときに他の食材に触れないように、まな板などの調理器具や箸、手洗いなどにも注意しましょう。

特にバーベキューをするときなど、気をつけてください。

(3) カンピロバクターを殺すには中心温度で75℃、1分間の加熱が必要です。

から揚げ・焼き鳥など、中心まで白く色が変わっているか確かめてください

(参考までに、ノロウイルスの対策には85℃、90秒以上の加熱が必要です)。