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骨粗鬆チェックの勧め。50歳または閉経期に入った方へ|ブログ|習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

骨粗鬆チェックの勧め。50歳または閉経期に入った方へ

骨粗鬆症というとご高齢の方の病気のイメージないですか???

でも実は違うんです。

45歳以上の女性で入院治療が必要となる病気は骨粗鬆症が多く、

糖尿病、心臓病、乳がんなどを上回っているのです。

高齢化に伴い、骨粗鬆症は今後も増えていくとみられております。

閉経または50歳を超えると急速に骨密度が減少しますので

骨密度を測定するには良い時期です。

当院では予約なしで随時骨密度と腰椎の圧迫骨折がないかのレントゲン撮影をいたします。

結果はその場でお知らせできます。。

さて骨粗鬆症予防の秘訣です。

・カルシウムサプリメントは食事時にとりましょう。
カルシウムと、カルシウムの吸収を助けるビタミンDを多く含む食品をとることが大切。

カルシウムは乳製品や大豆製品、小魚、緑黄野菜、海草などに多く含まれる。

毎日の食事で、カルシウム200mg(牛乳1本分)を摂取することを心がける。

なおサプリメントは空腹でなくて食事と一緒にとると吸収がいい。

また、「炭酸を飲むと骨が溶ける」というのも迷信です。

・ダイエットに注意
ダイエットをして栄養が不足すると、必要なカルシウムの摂取量も減少する。

若い女性が厳しいダイエットをすると、中年以降に骨量の減少が起こりやすい。

・骨を強くする運動
骨を丈夫にするために、食事と同じくらい運動が大切になる。

若いころに運動をしなかった人は、年齢が高くなると骨が弱くなり、骨折しやすいことが知られている。

若い頃から、30分の運動を週に3-4回行うことを習慣にすると、骨粗鬆症を防げる。

有酸素運動に筋力トレーニングを取り入れると、いっそう効果的。年齢とともに筋力トレーニングはますます重要になる。

・日光を浴びる
ビタミンDはカルシウムの吸収を良くする、

骨形成に欠かせない成分で、食事からだけではなく、日光浴により皮膚でもつくられる。

夏なら木陰で30分、冬なら手や顔に1時間程度、日に当たることを心がける。

<その他間違った知識>

×母乳で多くの子育てしたから骨がもろくなった

→母乳を与えても骨のカルシウムは低下しません。