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痛くなく、15分でわかるアレルギー検査(皮膚試験)とは?|ブログ|習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

痛くなく、15分でわかるアレルギー検査(皮膚試験)とは?

いつでも痛くないアレルギー検査できます!

花粉症、アレルギーの検査と言ったら血液検査を想像しますよね?

実は血液検査より

痛くない、正確なアレルギー検査があるのです。

それが皮膚プリック試験。

15分でアレルギーかどうかわかる検査です。

どんな検査か説明しましょう。

<プリックテストの方法>

★プリックテストの実施手順

プリックテストは、前腕の内側の正常な皮膚で行います。

部位としては、なるべく肘や手首の関節から離れた部位で行います(肘から3センチ以上、手首から5センチ以上)。

 

プリックテスト

 

最初に部位を消毒した後、2センチ程度の間隔を空けてそれぞれのアレルゲンエキスを1滴ずつ滴らします。

アレルゲンエキスには、主に市販の「アレルゲンスクラッチエキス」を用います。

アレルゲンエキスのほかに、判定の対照とする陽性コントロール液(1%二塩酸ヒスタミン液)と陰性コントロール液(生理食塩水またはスクラッチエキス対照液)を滴下します。

プリックに用いる針は1ミリのランセット針などを使い、

滴下したアレルゲンエキスの上から皮膚に対し直角に刺します。このとき出血させないように注意します。

プリックしてから15分後に判定します。

★プリックテストを実施する際の留意事項

抗アレルギー薬や抗ヒスタミン薬は、テストの数日前から飲んではいけません

(テストでの反応を抑えてしまう場合があります)。

<プリックテストの判定>

針を刺した部分を観察し、膨らみの径(膨疹径)で判定します。

具体的には、以下のとおりです。

プリックテストの判定基準

平均膨疹径((長径+短径)の2分の1) 判定
陽性コントロールの2倍以上 4+
陽性コントロールと同等 3+
陽性コントロールの2分の1 2+
陽性コントロールの2分の1未満で陰性コントロールより大きい 1+
陰性コントロールと同等

判定結果が「2+」以上の場合に“陽性”と判定します。

当院では

スギ、ダニのプリック試験が可能です。

また、食物アレルギーを心配される方は

食物を持参していただければ皮膚プリック試験が可能です。

詳しくは047-465-1192まで。