新型コロナ、第２波不安。学校生活は大丈夫？｜ブログ｜習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

＜学校生活で注意すべき点＞

新型コロナの第２波が心配される中、子供たちは学校に行き始めました。

このまま学校に通わせることができるのか？感染が広まらないのか？

新型コロナは１８歳未満には感染しにくい、感染しても軽症であることがわかっております。

これはインフルエンザと大きく違うところです。

オーストリアの高校で濃厚接触生徒７３５人の追跡調査があり、感染したのはわずかに２人。

感染率は０．２３％でした。

発症前から感染力があるので３密をさけることは必須です。

無症状でも人と話をしたりするときは、マスクをしたほうがいいのがこのためです。

ほとんどが飛沫感染です。接触したり、環境表面からの感染は少ないといわれております。

感染力は発症から１週間でその後の感染力はほぼありません。

今までの子供の感染経路は圧倒的に家庭内です。

さて学校での生活注意点をあげてみます。

＜学校生活での注意点＞

①体調チェックは自宅で。（倦怠感、食欲不振、熱、咳、鼻汁、味覚、嗅覚異常など）

②体調が悪ければ無理なく、休む。皆勤賞を目指さない。

③手洗い徹底指導と、うがい、洗顔、換気。

④集会は原則禁止。机と机は可能な限り離す。

⑤学食での食事は勧めない。給食は従来通り。

⑥部活はＯＫ．手指消毒は欠かさない。密になるトレーニングやプレイは避ける。

子供に感染させないためにも大人が感染しないことが重要です。