新型コロナ、いつ病院受診すべきか？｜ブログ｜習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

＜新型コロナウィルス感染、いつ病院へ受診すべき？＞

発熱がでて保健所の「接触者相談センター」に連絡してもなかなか電話が通じなかったり、あるいは

「かかりつけにかかってください」とだけ簡単に言われて終わってしまい、かかりつけに連絡すると

「発熱は診療しない」とかお困りのことも多いかもしれません。

安倍政権から緊急事態宣言もだされることになり、皆さんの不安と心配は計り知れません。

熱が出たら、あるいは倦怠感が強かったりどうすればいいのか？

現在では指定医療機関でないと新型コロナ感染の検査をすることはできません。

小さなクリニックでできることは患者さんの状況を把握して風邪以外の病気が隠れていないかあるいは

すでに重症化の兆しがあるかなどをチェックするところです。

新型コロナウィルスは全人口を見ても８０％の人は１週間以内に自然によくなります。

高齢者は若年者に比べ重症化する率があがります。若年者の９５％以上は

全く症状もでなかったり、あるいは軽症ですんでしまいます。

通常、熱も４日程度で下がります。

また自宅で自粛していたり、学校を休んでいる場合は特に感染するリスクは少ないです。

ですので、息苦しい、咳がひどい、倦怠感が著しいとかいった以外であれば市販薬で４日程度は

自宅で様子をみることができます。

逆に５日目に入っても熱が続いていたり、症状が悪化していく場合は、もう一度相談者センターやかかりつけに

連絡することをお勧めします。