最近のニュースで「高齢者の医療費負担が3割になるかもしれない」
という話題を耳にされた方も多いのではないでしょうか。
これは、高市政権のもとで検討されている医療制度の見直しの一つです。
これまで、75歳以上の方の多くは医療費が1割負担でした。
しかし、所得に応じて2割、そして今後は3割へと引き上げられる可能性が出てきています。
つまり、同じ診療・同じ薬でも支払う金額が1.5倍から3倍に増えるということです。
「病院へ行くたびにお金がかかる…」
「薬をもらうたびに財布が軽くなる…」
そんな時代が、すぐそこまで来ているかもしれません。
💡でも、実は“抜け道”があるんです
「抜け道」と聞くと、ズルいように聞こえるかもしれませんが、
ここで言う抜け道とは、“賢く医療とつきあう方法”のことです。
ポイントはたった2つ。
1️⃣ 医療機関を一つにまとめること。
2️⃣ 薬を整理して、重複をなくすこと。
たとえば、
・内科で血圧の薬
・整形外科で痛み止め
・皮膚科でかゆみ止め
・耳鼻科で花粉症の薬
をもらっている方。
気づけば、似たような薬がいくつも出ていたり、
別々の医師に同じ検査を繰り返して受けていたりすることがあります。
これを一人の「かかりつけ医」が中心になってまとめると、
薬が整理されて、毎月数千円〜1万円単位で医療費が減ることも珍しくありません。
🧩医療を“点”でなく“線”でつなぐ
たとえるなら、いまの日本の医療は“点”の集まりのようなもの。
内科、皮膚科、整形外科、耳鼻科…それぞれの点がバラバラに存在していて、
患者さん自身がその点をつなぎ合わせているのが現状です。
でも、患者さんご自身が病気のプロではありません。
自分で判断して点と点を結ぶのは大変です。
検査の重複も、薬の飲み合わせのリスクも、その「点のバラバラさ」から生まれます。
そこで今、政府が進めているのが、
“点”を“線”につなぐ「かかりつけ医」制度です。
一人の医師が患者さんの全体像を見守り、必要に応じて専門医につなぐ。
つまり、医療の司令塔のような役割を担うのが「家庭医」=「かかりつけ医」です。
👨⚕️家庭医は“医療のホームドクター”
家庭医は、言わば「医療の総合案内人」。
内科・小児科・皮膚科・精神面まで、幅広い症状を一度に見て、
必要なときだけ専門医へつないでくれます。
まるで“町のかかりつけ薬局”が薬をまとめてくれるように、
“町のかかりつけ医”があなたの健康全体をまとめてくれる存在です。
たとえば、
- 
「風邪かと思ったら実は甲状腺の病気だった」
 - 
「気分の落ち込みが、ホルモンや貧血が原因だった」
 - 
「皮膚のかゆみの裏に糖尿病が隠れていた」
 
家庭医は、こうした“つながり”を見抜くのが得意です。
症状の点を線につなぎ、「本当の原因」を見つけていくのです。
💰医療費を守る、一番の近道
実際、政府の狙いもここにあります。
医療費が年々膨らみ、国の財政を圧迫している中で、
「信頼できる一人の医師が患者を総合的に診る」ことが、
医療費のムダを減らす最大の手段とされているのです。
だからこそ、
2024年度からは“かかりつけ医機能”を持つクリニックを公的に登録・評価する制度も始まっています。
つまり、国も「どこにかかるか」よりも「誰にかかるか」を重視し始めています。
🏡これからは“医療のホームベース”を持つ時代
いままでは、具合が悪くなったら近い病院に行く、という時代でした。
これからは、「まず自分のホームドクターに相談する」時代です。
家庭医はあなたの健康データを長期的に把握し、
“過去と今”を見比べながら最善の判断をします。
それは、AIやネット検索では決してできないことです。
✨まとめ 〜あなたの医療費と健康を守るために〜
これから医療費が上がる時代、
「どう節約するか」だけでなく「どう信頼できる医療を選ぶか」が鍵になります。
薬を整理し、検査をまとめ、生活まで含めてトータルで支える。
そんな存在が「家庭医」であり、私たちたけしファミリークリニックがめざす医療です。
💬 「病気のこと、どこに相談すればいいかわからない」
💬 「いろんな薬を飲んでいて不安」
💬 「病院を転々とするのはもう疲れた」
そんな方は、ぜひ一度ご相談ください。
私たちは、あなたの“医療のホームベース”として、
これからの時代を一緒に歩んでいきます。
✏️ たけしファミリークリニック
〜断らない、何でも診る、地域のかかりつけ医〜