意外に多い！実は妊娠していました・・・・｜ブログ｜習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

医療関係者ならば必ず教え込まれるあの言葉・・・

「女性を診たら妊娠していると思え」

まあ、なんとも女性蔑視にも近いととらわれがちなのですが、医療の側面からはとても重要なワードなんです。

妊娠って症状が多彩なんですね。

まず、生理が遅れて妊娠している可能性がご自身でもわかれば、おそらく市販薬で妊娠検査をすることでしょう。

難しいのは元々、生理が不定の場合です。

「なんか気持ち悪い」「お腹が痛い」「だるい」「めまいがする」

なんて一見妊娠とは無関係な症状で内科を受診して

結局は妊娠だったということを今まで多く経験してきました。

特に吐き気については何と妊娠で７割の人に認められます。

きちんと診察しないと

「お腹の風邪ですよね」なんて軽く言われてしまいますよね・・・・・

どのくらいで妊娠反応が陽性になるかというと

最終月経初日から数えて約３週後半から４週後です。

遅くても５週までにほぼ確実に陽性になります。

病院でも妊娠検査ができますが、基本的には自費になりますが、異所性妊娠などの病的妊娠を疑った場合には

保険適応になります。

ちなみに避妊しているから、妊娠は大丈夫？

日本ではほとんどが男性用コンドームで避妊しておりますが、実は統計的に

１５％の人がコンドーム使用でも妊娠してしまうという報告があります。