〒274-0063千葉県船橋市習志野台6-3-25

050-5578-4993(予約専用)

ブログ

Blog

いまだに減らない、「コロナ否定できない症候群」|ブログ|習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

いまだに減らない、「コロナ否定できない症候群」

「先生、コロナ大丈夫ですかねえ・・」

というお気持ちわかります。

が、しかし、新型コロナ感染の診断はとても難しい!!のです。

「保健所に連絡したら、とりあえずかかりつけへ」と必ずいわれます。

かかりつけに行ってもなかなかコロナではないと断言してもらえない・・・・・

熱、倦怠感、頭痛、咽頭痛、下痢、吐き気などの症状すべてがコロナか他の病気が区別がつかないのです。

じゃあ、コロナのPCRを最初にやればいいじゃない?

と思うでしょ。

でもPCR検査は発症初期には陽性率が大変低く、しっかり症状が出た人でも70%くらいしか陽性になりません。

迅速でわかる検査の陽性率はもっと低いのです。

怖い見かたをすれば、初期にPCR陰性でも、症状などや濃厚感染の可能性があればコロナは否定できないということです。

症状があるうちはしっかり隔離しておかなくてはいけないのです。

発症初期は単なる風邪とコロナは全く見分けがつきません。

風邪は3~4日で症状がだぶら楽になりますが、4日たっても熱が出てきて咳も強くなってくるとコロナを含めて風邪以外の病気の可能性が高まります。

病院受診のタイミングですね。

風邪もコロナも発症して1週間たてば他の感染力が低下しますので解熱して症状も落ち着いていれば会社や学校は可能になります。

コロナであったとしても軽症の場合は特効薬はなく、ひたすら休養と隔離しかありません。

風邪も同じです。

じゃあ、コロナもわからないというのであれば受診は無意味??

そんなことはありません。受診してコロナ以外の病気ではないかということがとても重要です。

胃腸炎なのか、溶連菌、または熱中症、いやもっと深刻な病気なのか?

これは診察してみないとわかりません。コロナ以外の病気がすぐに判明すれば

コロナは心配しなくてもいいのです。

(コロナと他の病気に一気にかかるということも稀にはありますが、かなり少ないです)

心配ならば受診はためらわず。オンライン診療も随時受け付けております。