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検診で腫瘍マーカーが高い!!!どうしましょう・・・|ブログ|習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

検診で腫瘍マーカーが高い!!!どうしましょう・・・

秋はずばり、検診の時期ですね。

健康診断を受ける人のイラスト - いらすと本舗

健康診断で「腫瘍マーカー」という項目があります。

腫瘍マーカー検査とは:[国立がん研究センター がん情報サービス 一般の方へ]

実はこれがクセモノです。

検診会社は「血液検査でがんが分かる」なんていう風に売り込んできて安易に検査を

勧めますが、PSAという前立腺がんの検査を除いてやらないほうがいいです。

そもそも腫瘍マーカーというのは「がんを発見する検査」ではなく、

がん治療でどのくらい抗がん剤などが効果があったのかを見る検査。

だから腫瘍マーカーが正常=がんがないというわけではありません。

また、腫瘍マーカーはがん以外の炎症などで数値が上がる場合も多く、

検診で腫瘍マーカーが上がっている場合にはがんがあるのかそうでないのか非常に難しくなります。

一般にはがん発見のためにはレントゲン、便検査や血液検査、エコーなどの臓器に応じた検査を

受ければ充分です。

それぞれの項目に応じて説明しましょう。

★CEAが高い場合

基準値が5以下です。喫煙や炎症疾患でも上昇しますが、普通は10を超えません。

喫煙している方は禁煙してから3か月くらいで再検査します。それでも数値が下がらない場合には

胃内視鏡、大腸がん検査、腹部エコー検査、甲状腺、乳がん、婦人科検査をします。

 

腫瘍マーカー「CEA」とは?CEAの基準値と高値で疑う疾患について解説 | ひまわり医院(内科・皮膚科)

 

★CA125が高い場合

基準値は35以下です。月経高い場合などに影響されます。

65より高い場合にはまず婦人科の病気がないか調べます。

超音波検査やMRI検査で卵巣がん、子宮頸がん、体癌がないかをみます。

再検査は3カ月くらいが妥当です。

もし、こういったことでご心配の場合には

当院ですべて対応可能ですので

心配を引きずらないでお気軽に受診ください。