千葉県の家庭医として想うこと①

「先生のご専門って何ですか?」と聞かれることが前に比べてずいぶん減りました。

私は何でも診れる医者になりたくて、最初は「救急」を選びました。

今すごく人気のあるコードブルーとか救命救急24時とかいうやつですね。

現場はホントすさまじくて最初に担当した患者さんが右脚切断された人でした。

救急センターで「その場で足持っておけ!」と上の指導医から言われるがまま、

30分くらいとれかかった右脚をもってその重かったことを今でも鮮明に覚えております。

今から約22年前です。

来る日も来る日も重症患者さんが運ばれてすさまじい世界でした。

本当に人の生死に毎日接しなくてはいけなく、大変でしたが、やりがいはありました。

しかし、外の病院に当直のアルバイトにいった時に、若い女性患者の発疹が何の病気なのか

まったくわからなかったのです。

その時はベテラン看護師さんが診断のヒントをくれてなんとか対面を保てましたが、

このことが医師人生変更を考えるおおきなきっかけになりました。

「重症患者も大事だが、身近な人周りの人が困っていたらなんでも聞ける医師になりたい」

自分が目指す終着点がドクターヘリにのって駆け巡る救急医ではなく、

昔の赤ひげみたいな「町医者」になりたかったのです。

しかし、当時は医者の世界は幅の狭い診療領域である専門医制度。

そして医局制度です。

町医者養成所みたいなところなんてありゃしません。

また町医者の診療レベルを決して高く評価しない

先生も多く「専門を何か究めれば、開業してもなんでも診れるようになるさ」

なんて耳にすることもありました。

しかし、それは本当なのか?なぜ日本では存在しない家庭医療というのが欧米ではずいぶん前から

確立しているのか? 欧米でもその考えならば、

わざわざ家庭医療なんかつくらなくでもいいのではないか?

という疑問が一気に膨れだし、世界をみてみたいと思い、

医者になって4年目の夏に渡米しました。

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