お薬手帳を拝見すると他からたくさんのお薬を出されていることをよく目にします。
内科、整形、皮膚科、泌尿器科など多くの科にかかればそれだけ薬が増えますし、
内科しかかかっていなくてもそこで10種類に及ぶお薬をずーと変わらず服用していたりします。
もちろん理由があって処方されているかとは思いますが、今世界的にも
「多剤服用の問題」が深刻なものになっております。多剤というと常時5種類以上のお薬を飲んでいることをさします。
日本はとりわけお薬が多いのです。
その理由として
①誰でもいろんな病院に自由に受診できる
②専門が細分化されていて循環器、糖尿病、整形、皮膚科とわかれていてそれぞれ主治医が
どんどん処方していく(他の疾患のことを顧みることをしない)
③公的なかかりつけ制度がない。しっかり全体をまとめて診療してくれる家庭医が少ない
という点があげられます。
また高齢化によって多彩な症状があらわれ、その都度薬が増えます。
75歳以上で健康な方で検診でコレステロールが高いということが見つかって薬での治療をしても
心筋梗塞や脳梗塞の発症や死亡率が上がらなかったということが証明されております。
もちろん中には他に検査して服用しなくてはいけないケースもありますが・・・
★眠れない→睡眠薬→日中立ちくらみ→めまい薬追加
★腰が痛い→鎮痛剤→血圧上昇→降圧剤
といったように雪だるま式にお薬が増えていきます。
薬を簡単に出す医者=良い医者という時代はとうの昔に終了しているのです。
PS
小児科でも同じです。
夜の咳だけで喘息系の薬や抗生剤を含む8種類以上の薬を出されている人がいて唖然としました。
もちろん良くならずに当院に来てわかったのですが、結局咳の原因は後鼻漏といって鼻水が喉に回りこんで
でる症状でした。
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