単なる肩こり？　膠原病内科診療のお知らせです｜ブログ｜習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

皆さま、新年明けましておめでとうございます。本年は「あきらめない、断らない医療の徹底」を目標に

掲げたいと思います。よろしくお願い申し上げます。

さて、寒くなってくると肩こり、首の痛みなどが起きますよね。整形外科や整骨院で治療してもよくならない

コリで内科の病気が隠れてある場合があるのでご紹介します。

その名も「リウマチ性多発筋痛症」という病気です。名前を聞くと「リウマチ？」ですが、リウマチとは何ら関係の

ない病気です。

症状としては、両側の肩、くび、腰、臀部、大腿などに痛みやこわばりが急に生じます。

半数以上の人は肩周囲の症状が最初に現れます。肩の痛みから四十肩・五十肩と誤診されてしまうのです。

リウマチ性多発筋痛症は特に女性に多く、首や太もも、股関節周辺の筋肉痛なども起こるといわれています。

検査は血液検査やレントゲンを行い、他の膠原病を否定してから、ステロイド剤を服用して反応をみます。

もしこの病気であればステロイド剤でかなり良くなります。

当院ではこうした病気をはじめ他の膠原病疾患治療もおこなっておりますのでこういった症状のある方は

お気軽に相談してください。