お年寄りが自宅で調子が悪くなったら・・・・・｜ブログ｜習志野台の内科・小児科・皮膚科・アレルギー科

現在、新型コロナウィルス感染拡大でデイケアやデイサービスなどに利用者が

いくことができない状況です。

自宅で自粛というのは感染予防にはいいのですが、高齢者の方にとって今までと違った生活

あるいはずっと自宅に閉じこもりになることで体の不調が訴えることが多くなっております。

人間の体は習慣性というのが強く、環境が変化すると体調が悪化することがあります。

例えば自宅で

★認知症が進んだり、急に不穏になったりする

★足腰が弱くなり、ふらつきが多くなる

★食欲や倦怠感が強い

というような場合、誰に相談していいのか、病院に連れていきたくても本人は嫌がるなどといった

こともおきます。

国は現在介護施設利用を減らし、どんどん在宅でケアするようにさせております。

が、ここで問題点！　それを支えるヘルパーさんなどがまだまだ足りていないのです。

こんな状況で自宅介護に置かれてもヘルパーさんの過重労働が問題になっております。

患者さんの家で不調があってもどうしたらよいのかわからない、病院は受診できないなど

困った状況が明らかになっております。

当院ではそういった家庭でのご支援として

①家族が代理でクリニックに来ていただいて状況を聞く

②オンライン診療サービスで自宅で診療を受ける

③電話で診療を受ける

などといった対応をしております。もちろん、本人が来なくてもお薬を出すことができます。

ご家族以外でも介護職の方に置かれましても困った状況であれば

いつでもご連絡お願いします。